全国的に生息数が減ってきたアカハライモリですが、昔は井戸の回り・水溜り・田んぼ・水路などで良く見かけたものです。
現代では絶滅危惧種にもなってます。
埼玉県ではイモリの捕獲が禁止されてる所もあり見つかると罰金なんて事もあるくらいです。
ですが日本にはまだ禁止されてる区画以外にも生息している所があります。
個人の所有してる田んぼや土地にイモリが生息してる所も実際にあります。
今回は、そんな場所でいもりを捕獲する為の罠や方法を調べてみましたので紹介します。
イモリの生息する場所
イモリは流れの無い水辺や近くに森林などがある水辺に居ます。
イモリは急激な温度変化が苦手なので暑い時や乾いた時は水に入ったり草が茂ってる所で涼む習性があります。
なので探す時は、田んぼ・水溜り・生い茂った草むら・水路・井戸などが特に見つけやすいです。
また水が綺麗な所や餌となる生き物が多い水辺などは集まりやすいです。
トンボやカエルなどが多い所にトンボやカエルの幼体が居るので餌を求めて来るかも知れませんがイモリは警戒心がとても強いので滅多に姿を見せてくれません。
イモリの食べる物
イモリは貧欲で何でも食べます。
ペットショップなどで売られてる乾燥した餌も生きてる餌も何でも口に入れて食べます。
なので消化不良など、しばしば起こします。
生きてる餌ならミミズ・赤虫・オタマジャクシなど捕食してます。
イモリの動くスピード
ヤモリやトカゲと違い動くスピードは断然に遅いです。
ヤモリやトカゲはイモリの20倍も30倍も早いです。
漫画などで言うと早送りした走るキャラと太ったキャラが走る様な違いがあります。
ですのでイモリは素手で捕まえられる程度のスピードしか無く捕獲は容易に出来ます。
捕獲する時の罠や道具
イモリを捕獲する時の罠は、正直に言うとありません。
強いて言うなら餌となる生き物を放すと良いかも知れないって程度ですが、そもそもイモリが居ない地域なら意味がなくなります。
イモリは見つけたら手で取れるので特別な道具も必要は無いのですが持っておくと良いのが『軍手』『虫取り網』『長靴』で十分です。
後は捕獲した時に入れておくフタのついた入れ物があれば困る事はありません。
まとめ
イモリが居たら軍手をして掴めば問題はありません。イモリの身体にはフグなどと同じ毒素がありますので素手で直接触れたら必ず手を洗う習慣を身につけましょう。動きも遅く必死に逃げてる姿はニヤニヤして見てしまいますが持ち帰らずに近くの水辺などに餌を置いて個体数が増えてから捕獲するなどしてあげましょう。寿命も上手く育てたら20年以上も生きてると言われてます。増やしてから捕獲しても遅くは無いと思いますので、是非とも自然へ戻してあげましょう。