イモリを飼育している時に、ふと気がつくと目や手が白くなってしまっている時があります。
このような状態になってしまっていると飼い主は病気なのか傷をつけたのかと心配になりますね。
水質による細菌感染
考えられる理由としては水が不潔になったために細菌感染を起こしたことが挙げられます。
このような状況になった時には、水換えがおろそかになってしまったのではないか、水の温度が極端に変わったことがないかということをまず考えてみましょう。
水質が悪くて細菌感染した場合にはそれだけイモリの免疫力も体力も落ちてしまいますので、寒い時期であればヒーターを入れるなどして温度を一定に保つようにした方が回復しやすいでしょう。
感染すると水カビ病の可能性もあります
水カビ病は、寄生することに寄って起こるので真菌感染と呼ばれていますが、白や灰色の菌糸の固まりが皮膚に付着します。
さらに、この状態で症状が進んでいくと、筋肉や骨まで影響が出てしまい出血することまであります。
ただし、水カビ病そのものの病原性は強くないのですが。
感染してしまうとえさを食べなくなったり呼吸が乱れたりする他、動きも落ちてしまうのでだんだんと弱ってしまうこともあります。
出来る対処法
このような場合にはできるだけ水を清潔にすることを意識しましょう。
しかし、清潔を意識するばかりに水の温度があまりにも極端に変わってしまうのは、目や手が白くなってしまったイモリにとってさらにダメージとなってしまいます。
水換え前後で水温に極端な変化がないかをきちんと確認するのが賢明です。
またこのような場合には給餌も少量で様子見をすることをおすすめします。
再生能力が高いイモリ
意外にも思われるでしょうが、イモリは再生能力が高くて目のレンズまで再生できると言われているので、目が白くなった場合には、少し様子見をすると治る可能性は高くなります。
イモリを飼育する時には、水質を清潔に保つということだけではなく、このような再生能力の高さも保有しているということを把握しておく必要がありますね。
まとめ
ペットとして可愛がっているイモリが、このように手や目に白い変化が現れた時には、できる対処法やイモリが持っている再生能力を知っておくことで、自分なりにできる対処法をすぐにもでも行うことができるようになるので早く改善させることも期待できますね。