同じ両生類であるイモリとカエルって一緒に飼えますか?
両生類同士だけど大丈夫でしょうか?
その点について調べてまとめました。
カエルについて
独特の大きな目と後ろ足の力が特出しているのが特徴です。
力強く後ろ足で飛ぶ姿からカエル飛びや平泳ぎの呼び名の元になっています。
しかし、カエルには毒があります。
うっかりそばに寄ったりすると毒汁をかけられたりするので目に入らないように十分注意しましょう。
イモリについて
イモリはヤモリと良く間違えられるのですが漢字で書くと井守です。
田畑の水の綺麗なよどみのない場所に住んでいます。
2対4本の足と長い尾を持っています。
アカハライモリはフグの毒と同じテトロドトキシンを持っています。
アカハライモリの腹部の赤と黒の模様は周りに毒を持つことを知らせる警戒色となっています。
幼生時代はエラ呼吸ですが成長するに従って肺呼吸になる為上陸します。
共生
カエルもイモリも同じ両生類の仲間なのですが共生は無理でしょう。
お互いの毒でどちらもやられてしまいそうです。
両方飼っても大丈夫な個体もいるそうですけどお薦めしません。
特にカエルにはツボカビ病という真菌による病気で絶滅危機にあります。
このツボカビ病は大変致死率が高いため、もしカエルが感染していたらイモリにも感染して死ぬことも考えられます。
ツボカビ病は日本でも確認されている病気ですので、カエルとイモリの共生など考えられないのではないでしょうか?
イモリもカエルも別々に飼う方が良さそうです。
まとめ
以上の様にイモリとカエルの共存について考えて見ました。
どちらも毒を持ち危険はあります。調べていますと共生の成功例もありますが、飼うか飼わないかは自分の判断次第ですが、あまりお薦めは出来ないです。
イモリは大切に飼えば20年という長きに渡って飼い主を癒してくれますので
大事にしてあげて下さいね。