イモリは日本固有の両生類であり、飼いやすさと派手な姿は海外でも人気があります。

見た目にはトカゲのようで、尻尾のある有尾目に属します。

暗い場所を好むようなので、夜行性と思われます。

飼育の際は、蓋付の入れ物に入れ、脱走しないように気を付けましょう。

冬の寒い時期は冬眠をするイモリですが、そのやり方とは?

冬眠方法

イモリはかなりの低温にも耐えられるようです。

冬眠は必ずではないけれど、繁殖をさせるなら冬眠させましょう。

イモリは、冬眠と繁殖に密接な関係があるようです。

外気温が10℃を切るようになったら冬眠をさせましょう。

もともと住処が暖かい場所ではなく、空気の澄んだ山野や水田です。

ですから、たっぷりの水と水草と丘になるミズゴケを入れます。

水槽もしくはプラスチックケースの中に、泳ぐことのできる水の部分と、丘となるミズゴケを置き、その日の気温に合わせて、イモリが移動できるようにしましょう。

イモリ 冬眠 ミズゴケ

水は入れ物の3分の1くらいがいいでしょう。

ミズゴケは水をたっぷり吸わせて、一度入れ物の水を出し、ミズゴケを入れなおして、イモリを入れましょう。

冬眠前には、イモリにたっぷり餌を与えて、栄養を摂らせます。

しっかり太らせないと、冬眠中に体力がなくなります。

冬眠中は活性・代謝が落ちてスリープモードになるので、極力体力を消費しないのですが、それでも暖かい日には動くこともあるので、冬眠前にたっぷり栄養を摂って、太らせておいたほうがいいです。

部屋の温度にも気をつけましょう。

10℃以下2℃以上がベストです。

0℃になると亡くなってしまいます。

ミズゴケが乾燥すると、イモリも乾燥してしまうので、干からびないようミズゴケの水分にも気を付けましょう。

しかし、飼育環境が不潔になると、皮膚に白い斑点が付き、ひどい時は亡くなってしまうので、乾燥だけでなく水やミズゴケ、入れ物を清潔にすることも忘れないようにしましょう。

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まとめ

飼い始めてすぐの冬眠はやめておいて、2,3年飼って慣れてきて、繁殖を望むなら冬眠をさせることをお勧めします。

冬眠しているからとほったらかしにせず、イモリが乾燥していないか、ミズゴケは乾燥していないか、水や入れ物は清潔かどうか、寒すぎないよう温度管理も気を付けることが大切です。

愛情をもって飼育しましょう。万が一具合が悪くなったら、決して放置せず、すぐに診てくれる病院に行きましょう。

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