アカハライモリは陸上が意外と好きなので、よく陸に上がります。

ですが、まったく水中に入ってくれないと逆に心配ですよね。入りたくないのか、入りたくても入れないのか。

ここでは、考えられる水中に入らない理由を3つご紹介します。

成体になる前は水中に入らない

アカハライモリは水中で過ごす幼生から肺呼吸に変わる幼体になると、しばらくの期間は水に入りません。

急に泳げなくなって入れなくなるのです。

ペットショップやホームセンターなどで購入したばかりのイモリが水に入らないのであれば、まずはこの理由を疑ってみましょう。

お店では、まだ成体になっていない幼体を売っている場合が多いからです。

しばらくして成体になれば肺呼吸での水中生活に戻るので、無理やり水中に入れるようなことはせず、時が来るのを待ちましょう。

水温が適温ではないので入らない

飼育されているアカハライモリに最適な水温は20℃前後だといわれています。

水温が高すぎても低すぎても、アカハライモリにとっては不快で水中に入ろうとはしません。

人間と同じように暑がりや寒がりといった個体差はあるようですが、夏は28℃以上冬は10℃以下にならないように調節してあげると入りやすくなります。

水温計を水槽に入れておいて、こまめにチェックしておくと入らなくなる水温がわかるはずです。

イモリ 水 入らない

水質が劣悪で入らない

アカハライモリから排出されるアンモニアの濃度が高いなど、水質が劣悪なのも水に入らない理由の一つです。

イモリ自身が害である、と感じてしまうので入りません。

季節や水槽の大きさによっても頻度は変わりますが、水は一週間に一回は交換するのが理想です。

それが無理なようであれば、フィルターポンプを入れるなどして、できるだけ水を汚さない対策をとりましょう。

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まとめ

幼体でもなく成体で、水もきれいで適温なのに入らない場合は、ただ単に陸上が好きなだけかもしれません。アカハライモリは、水中のほうが好きで水に入ってばかりいるタイプや、反対に陸が大好きで陸上にしかいないタイプなど、個性もさまざまなものです。

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