イモリは餌だけではなく、仲間や卵を食べることがあります。何故でしょうか?
どうしたら卵を守れるのか?その方法を考えて見ましょう。
習性について
ペアのイモリと水草、餌、陸になる岩、適温の水があれば繁殖は可能です。
適温に注意して餌も適度に上げていると春には繁殖行動をします。
イモリは水草に産卵します。
せっかく産んだ卵なのに食べてしまいます。
イモリが卵を食べてしまうのは、どうも習性のようです。
貪欲で口に入るものは何でも食べてしまいます。
動くものは餌だと思ってしまうらしいです。
サメなどの魚にもその習性があるので、泳いでいる人間を餌だと間違って食べられるなどの悲しい結果になってしまうのは周知の事だと思います。
自分の卵だけではなく、一緒に飼育されている他のイモリですら噛んだり食べたりします。
所謂共食いです。
では、その習性を理解した上で、どうしたら卵を守ることが出来るでしょうか?
最適な方法は卵を別の水槽に移して置くことです。
葉の幅が広い柔らかい水草を選ぶといいですね。
卵が産まれたら孵化する前に別の容器に入れ替えてしまいます。
卵は水草に一個ずつバラバラについているので、水草ごと別の容器にいれましょう。
水は濁らないように優しく扱って下さい。
入れ替えるまでに時間がかかりすぎると、その間に食べられてしまう可能性があります。
卵を見つけたら即移動を始めましょう。
孵化し大きくなると水から陸に上がります。
イモリは岩場などの陸に上がって休みますので、岩や亀用の浮島を入れましょう。
卵がもし腐っていたり、死卵があれば水カビが生えてるものがあれば、水も濁ります。
水が臭くなるとイモリも息苦しくなります。
健康な他の個体に悪影響を及ぼしますのですぐに取り除いて下さいね。
まとめ
イモリと沢山の卵を孵化させる為にもスタッキング出来る水槽を幾つか買って一匹ずつ飼うのが望ましい事が分かりました。