アカハライモリは飼育が簡単で、初心者のかたたちからも人気のイモリです。

ホームセンターなどでも購入できますが、外で捕まえて飼育しているかたたちもいるようです。

とても寿命の長い生き物なので、最後まで大切に育ててあげたいものですね。

そのためにも注意する点をいくつか覚えておきましょう。

ケンカと脱走には要注意

アカハライモリは、せまいゲージの中に複数匹が一緒にいるとケンカをしてしまいがちです。

むやみに負傷してしまうことや餌を食べ損ねる個体がでるのが心配されます。

ですから、できるかぎり単独での飼育が望まれます。

どうしても複数を一つのゲージに入れる場合は、入れすぎないことに注意しましょう。

また、アカハライモリは脱走の名人ともいわれるくらいよく脱走をします。

一度脱走されると生きたまま見つけることが難しいので、必ず蓋のついたケースで飼い、隙間ができないようにしておきましょう。

夏は水温の上昇に注意

アカハライモリは夏の暑さが苦手です。

変温動物なので温度が急激に変化するのも体力を消耗してしまいますが、夏場の高温が続くことでも弱ってしまいます。

夏はできるだけ涼しい場所に置き、さらに冷却ファンなどを使って水温が28℃以上にならないように調節しましょう。

室温もエアコンで適温にしておくと安心です。

イモリ 飼育 夏 冬

初心者には冬眠させずに越冬するのがおすすめ

アカハライモリは低温には強い傾向があります。

水温が10℃以下で冬眠するといわれていますが、極端に寒いところでなければ室内で冬眠せずにそのまま越冬できます。

5℃以下になるような寒い場所では、ヒーターを入れてあげるか、冬眠させてあげたほうがよいでしょう。

ですが、冬眠にはそのまま餓死や凍死をしてしまうリスクもあり、飼育に不慣れな初心者にはおすすめできません。

湿度にも気をつかわなければならないので、できれば水温を上げ、冬眠させずに越冬しましょう。

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まとめ

寒さには強く暑さに弱いアカハライモリ。飼育での水の適温は20℃前後といわれていますので、夏は高温になりすきないように、冬は低温になりすぎないように注意しましょう。

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