はじめてのイモリの飼育。楽しい反面、迷うことも多くあるはずです。
その一つとして、水の量もどれくらいがよいのか考えてしまうのではないでしょうか。
多すぎても少なすぎてもよくない気がしますが・・・。
量が多いと水が汚れにくい
水槽の大きさと、そこにどれだけのイモリを入れておくのかにもよりますが、水量が多いほど水質の悪化のスピードはゆるやかになります。
イモリは常にきれいな水で飼育することが基本ですから、こまめに水替えや清掃ができないのであれば、多めの水量で飼育しましょう。
さらに濾過装置を設置すれば、より長くきれいな水の状態を維持できるはずです。
通常はイモリがもぐれるくらいの量
一般的には、カルキ抜き剤を使った水か、一晩汲み置きしておいた水を、イモリがもぐれるくらいの量を入れて飼育します。
自然界でも比較的浅瀬にいる生き物ですので、その程度の水の量で十分です。
量が少なめなので水の汚れが気になるかもしれません。
とくに夏場は水の交換が毎日必要になるかもしれませんが、できるだけきれいにしてあげましょう。
ほかの水中生物と一緒の場合
水草や熱帯魚などと一緒に同じ水槽での飼育を考えているなら、水の量は当然多くなりますね。
水槽の8分目ほどの量になるでしょうか。
そのときに気をつけてほしいことは、イモリのために陸地となるものを用意してあげることです。
絶対ではありませんが、ずっと水の中では疲労してしまうことも考えられます。
浮き草や発泡スチロールを浮かせれば、その上で休んでくれるので用意してあげましょう。
ほかに子ガメ用の商品として販売されている浮き島などもありますので、利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
イモリにとっては、この量でなければダメ、というものはありません。あまり神経質に考えずに、自分の好みの飼育スタイルに合わせて水の量も調節するとよいでしょう。量よりも、むしろ水質を悪化させないことを心がけてあげるほうが、イモリが喜んでくれるはずです。