野生のイモリは、自然の中で元気に動き回っています。

水の中にいる姿も見ますが、陸に上がっている姿もよく見かけるでしょう。

一般的によく見られる「アカハライモリ」は完全水棲ではありません。

呼吸のために水から出てきます。

ここではよく飼われている「アカハライモリ」について考えます。

飼育すると、水の中で泳ぎまわったり、丘でくつろぐ姿をよく見ます。

できれば広めの水槽、たっぷりの水、エアレーション、水草たっぷり、休むための流木などが揃うのが一番いいです。

ずっと泳ぐのではなく、発泡スチロールで浮かせた丘でもいいので、休む場所が必要です。

休むこともイモリは好きです。

どんな陸地がいいでしょうか。

ミズゴケを乾燥させないようにして陸地にしたり、亀の浮き島なども陸地として使うのに適しています。

浮き島だと、浮いた島の下にイモリが潜る姿を見ることができるでしょう。

また水量も確保できるのでいいでしょう。

底砂などで陸地を作ると、水の量が少なくなり、糞や食べ残した餌が砂の中にたまり、頻繁に掃除をしなくてはならなく、大変になります。

イモリ 陸地 必要

陸地に上がる時と上がらない時とは

個体差はあるようですが、陸によく上がる時と、水の中にいることが多い時があるようです。

気温や水温などが関係しているようです。

天気が悪いと空気中の湿度が上がるため、陸地へ上がることが多いようです。

体を乾かそうと陸地に上がっている時間が長いこともあるので、やはり陸地は必要だと思われます。

反対に晴れて乾燥した日は水の中にいることが多いイモリがよく見られます。

飼育している部屋の温度や湿度も関係あるので、気を付けましょう。

 

まとめ

イモリは両生類なので、やはり水と陸地は両方必要です。温度や湿度がかなり関係しているようなので、環境には十分気を付けて、イモリが快適に過ごせるよう、温度や湿度に気を付けて、乾燥しないようきれいな水をたっぷり入れ、体を乾かすため、呼吸をするため、イモリが休める陸地をちゃんと設置してあげましょう。

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