世の中はイモリのペットブームなどで売る為のイモリの乱獲や人間が住みやすい様に工事したり、自然災害などで地形が変わったり水質が悪くなったりでイモリが住みにくい環境になりイモリの生息地が減ってイモリそのものの個体数が減少し昔は良く田んぼなどで見たのですが今は絶滅危惧種になってしまいました。
そんな中、イモリを捕獲したら罰金を請求するなどして保護する自治体もあります。
またイモリを繁殖させて数を増やそうとしてる人も居ます。
そこでイモリはいつ産卵時期を迎えて、いつどんな産卵をするのか?その兆候など調べてみました。
イモリの求愛
イモリは発情期が来るとオスがメスにアプローチを仕掛けます。
アカハライモリのオスは発情期が来ると頭や尻尾の周りが青紫っぽい色へ変化します。
そうするとメスへ求愛をしメスが求愛を受けると繁殖します。
この頃が産卵時期の兆候になります。
産卵の時期
イモリの産卵時期は主に4〜6月くらいと言われてます。
冬眠が明けて暖かくなり始めた春先が繁殖期のようです。
飼ってる人の話を聞けばオスは冬眠前と冬眠明けの2度ほど頭や尻尾の周りが青紫に変わり求愛するなど言う人も居ます。
産卵
メスは産卵の準備が出来ると卵を産みつける葉を探し選びます。
葉を見つけると、メスは後ろ足で葉っぱを丸めその丸めた所には寒天質に包まれた卵を産みつけます。
卵は5mm程度で透明な寒天質に包まれて分裂を始めます。
温度や個体によっても違いますが早くて10日くらい、だいたい2〜3週間程度で孵化します。
この時、産卵したら親のイモリと卵は別々の水槽にしておきましょう。
イモリは食に関しては貪欲なので卵も食べてしまう事があるので産卵したら水槽を分けて育てましょう。
孵化してから
イモリの卵から孵化したら1週間程度は何も与えなくても大丈夫です。
3日程度は、じっとして過ごしてます。
餌を与える頃にまだ卵から孵化してない個体があるなら水槽を分けましょう。
産卵時期の兆候として
イモリが産卵時期を迎えたと分かる目安としてまとめると、発情期になったらオスの頭や尻尾の周りが青紫に変化します。
そして求愛のダンスを始めます。
尻尾を体の半分近くまでUの字にしブルブルと震わせるので分かりやすいです。
その後にメスが求愛を受けるとオスに触れて繁殖します。
なのでオスの身体には変化があると産卵時期の兆候ですので毎日、見てると気づきます。
まとめ
イモリは食に関しては貪欲なので動くものなどは何でも食べようとします。なので気を付けたいのが産卵したら卵と親は別々の水槽で飼育する事です。孵化してからも数日はジッとして動きません。1週間程度は何も与えなくても大丈夫ですが1週間も経たずに餌を探し始めるのでまだ孵化してない個体があるのであれば、そこも別々の水槽にした方が良いです。卵を50個産んで全部が孵化する事はあまり無いので少しでも食べられない様にしましょう。