イモリは比較的飼いやすい生物だと言われています。
本当にそうでしょうか?
イモリの飼育の難しさについて調べて見ました。
飼い方
イモリは水槽と水、水草と陸地になるものがあれば飼えます。
必要なものを揃えるのも比較的安価で済みます。
そういった面では楽なのかもしれません。
イモリを飼う上での注意点
イモリを飼う上で注意しなければいけないのは、脱走や病気です。
消化不良を起こしますので餌やりはほどほどにします。
脱皮不良-イモリは脱皮をする生物です。
全身が半透明の皮に覆われますが飼育環境が悪いと脱皮が途中で終わっていまいます。
脱ぎかけの皮がそのまま皮膚に付着すると皮膚呼吸が出来ないので大変危険です。
誤飲や外傷にも注意が必要です。
イモリは口に入るものは飲み込んでしまうので餌の大きさにも気を配りましょう。
また、イモリの体は魚のような鱗が無く、粘液に覆われているだけです。
ケガをしないように余計な物は入れない方がいいです。
次に大変致死率の高い病気があります。
それは世界で両生類を壊滅的な打撃を与えるカエル・ツボカビ病です。
この病気は両生類だけに感染する真菌(カビ)なのですが、大変致死率が高いので体が白っぽいようなら早めに動物病院で診断してもらって下さい。
まとめ
以上の様にイモリを飼う難しさを述べて来ました。
簡単に見えるイモリ飼育なのですが結構難しいものです。
イモリを飼うのなら、飼う前に両生類を見てくれる獣医師を早めに見つけることが肝心だなと感じます。
イモリはほったらかしにしておいてもいいなんて考えは持たない方がいいですね。
イモリを飼う時は田んぼ等で捕まえたりせず、信用のおけるペットショップで買うのをお薦めします。
今は大手のホームセンターでも両生類を売っていますのでそちらを利用しましょう。
言うまでもないことですが、水替えはこまめにしていつも清潔にする。
イモリの体の様子をしっかり見ることが肝心ですね。大切に飼育して長く可愛がって下さいね。