幼生のころは元気に餌を食べていたのに、上陸した幼体が餌を食べなくなってしまう。

そんなときは心配になりますよね。

そこでその理由と対策について調べてみました。

幼生から幼体へ成長したイモリの特徴

卵から孵ったばかりのイモリは幼生といって、魚のようにエラ呼吸なので水中で生活しています。

上陸して幼体になるとエラ呼吸から肺呼吸にかわります。

この上陸した直後3日~1週間くらいは餌を食べないことがあります。

その時期をこえると餌を食べるようになりますが、その後食べなくなる場合ほかの理由が考えられます。

幼体が餌を食べない理由

イモリは目が悪いので餌を与えても見つけられないことがあります。

目で認識できなくてもにおいはわかるので、餌がそばにあればしばらくゴソゴソ探して見つけて食べることができます。

しかし、生き餌ばかりを与えていると動かない餌は餌だと認識できない可能性があり餌だとわからないので食べることはありません。

ほかの原因としては、イモリは変温動物で特に高温は苦手ですので水温が高いと弱ってしまいます。

また飼育始めたばかりで環境に慣れないことや餌が合わないということが考えられます。

イモリ 幼体 餌 食べない

どうすれば餌を食べてくれるのか

飼育開始から数日しか経っていない場合、環境に慣れなくて食欲が落ちているので、その環境に慣れるまで待ってみるといいでしょう。

水温が高温な場合、水槽を涼しい場所に移動して水の温度が上がらないようにしてあげましょう。

幼生から幼体に成長したときに、人口餌に慣らせておかないと動かない餌は餌と認識できない場合があります。

このときコオロギを用意してあげるといいでしょう。

ほかに冷凍赤虫を与える場合、爪楊枝やピンセットの先に巻きつけイモリの目の前で振り興味を引くようにします。

慣れてくれば振らなくても飛びついて食べるようになります。

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まとめ

餌を食べない理由は様々あります。状態の変化や環境の変化によって一時的に食べなくなっていることもあります。慣れるまで待ってみてそれでも食べないときは対策が必要になります。

いろいろ試しても食べないときは、強制的に食べさせるのも一つの方法です。それでも、ダメなときは病院に行くことも大切です。イモリは餌を食べなくても1ヶ月くらいは大丈夫な場合もあります、じっくり様子をみながら対処してあげることが大切なようです。

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