井戸を守ると言われるイモリは両生類です。

卵を産ませるには、飼育している入れ物の水底に、水草を固定しましょう。

冬場に寒さを体験させると、春に産卵期を迎えます。

寒いからとヒーターなどをつけてしまうと、イモリは季節を感じず、産卵行動が起きないようです。

卵は水草に産み付けられます。

卵が産まれたら、水草ごと別の容器に移しましょう。

エアーポンプは水圧が強すぎるので使いません。

水草の出す酸素と水深を浅めにすることで、水中に酸素が行き届くようにします。

水道水はカルキが入っているので使えません。

一日汲み置きしておくといいです。

親イモリの入っている水槽から少し取ってもいいですね。

水カビがはえると卵がダメになってしまうので、水深3センチほどにして、水流をつけないようゆっくりと、水換えをして、きれいな水を保ちましょう。

イモリは両生類ですが、カエルのような数珠つなぎの卵ではなく、一個ずつ分かれた卵を、一日数個ずつ産み付けます。

後ろ足を使って、水草にしっかり卵を固定します。

一週間くらいかけて数十個の卵を産むこともあります。

卵は細胞分裂を繰り返し、孵化まで2週間ほどです。

イモリ 孵化 日数 エサ

孵化したあとのエサは?

孵化してから一週間程度は何も食べなくても平気なので、エサを入れることで水を汚さないようにしましょう。

エサを食べ出す前に一番気を付けないとならないのは、水を汚さないことです。

一匹から五匹くらいまで入れるなら、直径20センチ程度の容器でもいいのですが、それ以上だと共食いが始まってしまうので、入れる数も気をつけましょう。

エサはミジンコでいいのですが、取ってくるのも大変です。

ミジンコを与える場合は、スポイトで与えましょう。

ミジンコを繁殖させることも必要です。

また、ホームセンターなどで「ブラインシュリンプの卵」を買って、少し濃いめの塩水にブラインシュリンプの卵を入れて繁殖させます。

しかしそのままだとイモリの赤ちゃんには塩分過多になるので、ブラインシュリンプの卵をティッシュなどでこしてから与えましょう。

イモリの赤ちゃんが100円玉くらいの大きさになったら、冷凍アカムシを買って与えましょう。

スポンサードリンク

まとめ

イモリが卵を産み孵化したら、共食いや水換えに気を付けて、せっかく生まれた卵たちがみんな無事に成長できるよう、大切に愛情をもって育てましょう。

スポンサードリンク