イモリは両生類です。
赤ちゃんの時はほぼ陸地で過ごします。
あまり水が多いと溺れてしまう可能性があります。
成長すると水をたっぷり入れ、陸地となるミズゴケや流木を入れます。
イモリ自体には臭いはないです。
では、飼育していて何が臭うのでしょうか。
何が臭うの?
それはイモリの飼育用としている入れ物(水槽など)の臭いです。
生物ろ過が中途半端な状態だと臭います。
水換えするたびに砂などについたバクテリアが水質変化で死んで、それが臭いの原因となっているのです。
成長したイモリは水で過ごすことが多いので、陸地はそんなに広い面積を必要としません。
陸地を少し狭めて水の量を増やしたり、水中にろ過装置をつけると、臭いの軽減になります。
それから、餌の与えすぎも臭いの原因となります。
5分ほどで食べきれるくらいの量を与えましょう。
残った餌が水質汚染の原因となり、臭いを放ちます。
人工飼料はわりと臭いになりにくいです。
水換えを頻繁にすると、臭いの軽減になります。
イモリは高温が苦手なので、特に暑い夏の水温はイモリにとっても良くないですし、何より臭いの原因にもなります。
冬でも一週間程度で、夏は2,3日で水換えをしましょう。
臭いと陸地の関係とは
イモリの飼育用水槽などでは、水を多めに入れ、陸地となるミズゴケや流木などを入れます。
ミズゴケはたっぷり水を吸いますから、やはり水を頻繁に換えないと、臭いの原因となります。
流木は河原等で拾ってきたものをそのまま入れると、白カビが生え、イモリの病気や臭いの原因にもなります。
ホームセンターやペットショップなどで専用で売っている流木であれば、白カビは防げますが、やはり水換えは頻繁にしましょう。
白カビが生えたら、ブラシなどで白カビを取り、別の容器で水に入れ、一週間ほどそのままにします。
繰り返しても生えなくなったら使いましょう。
まとめ
イモリを飼っていると、臭いが気になるという人は多いです。
イモリが臭いを放つのではなく、飼育環境が臭いを放つのです。
イモリに与える餌の量、陸地として使っている流木などに気をつけ、水換えを頻繁にして清潔にし、イモリにも居心地よくしてあげましょう。