イモリの幼生が上陸するのはどうしてでしょうか?

その理由を説明します。

呼吸法

イモリは、元々は魚類が進化したものだとされている両生類です。

イモリが孵化するとエラ呼吸するようになります。

それは元々エラ呼吸だった祖先のDNAを受け継いでいるからです。

そして手が出てイモリの体が出来始めるころになると、エラは無くなり肺呼吸するようになります。

急に肺呼吸するので陸がないとイモリは呼吸が出来ずに死に至ります。

イモリを飼うのに陸が必要なのはこういった理由があります。

イモリ 幼生 上陸

イモリは肺呼吸と同時に皮膚でも呼吸しています。

イモリの体は粘膜に覆われているのですが、この粘膜のおかげで

イモリが生存出来ると言っても過言ではありません。

魚の様に鱗がない皮膚のイモリは粘膜が無いとすぐに傷ついてしまいます。

乾燥を防ぐ為にはやはり水も欠かせません。

水位が低くなってくるとイモリは泳げないので上陸したままになり、いずれは乾燥し干からびてしまいます。

イモリを飼っている人は水質及び水量にも充分注意するようにして下さい。

水深は15~30cm、陸との黄金比は2:1だそうです。

イモリの幼生が上陸しはじめると餌も良く食べるようになります。

イモリにも水中が好きなタイプと陸が好きなタイプがいるそうです。

イモリって水中を颯爽と泳いでいるイメージがありますが、人間同様泳ぐのが苦手なタイプがいるそうです。

上陸するようになったら、水中で泳がなくなり陸ばかりで休んでいるようになったらちょっと水槽をチェックしてみましょう。

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まとめ

汚れた水槽はイモリを弱らせてしまいます。息も苦しくなるでしょう。

イモリを長生きさせる為にも水質と水量にはこまめに注意しましょう。

イモリが気持ちよく過ごせるように心を配る事です。

餌の食べ残しはないか、フンが溜まっていないかチェックしてください。

水が臭くなってからではなく、そうなる前にこまめに掃除するようにして下さいね。

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