家でイモリを飼育しているとそれなりに愛着がわいてくるものですので、今度は、産卵をさせてみたいと思われる方もいるでしょう。

この場合にどうすれば産卵しやすくなるか、また、産卵後に卵から幼生までの飼育管理でどうすれば育ちやすのかを把握しておくこともとても重要です。

イモリの産卵時の水草と水流の工夫

イモリは産卵するのに水草に卵を器用につけるようにするので、産卵させるためには、水草を水底に固定をするようにしましょう。

たとえば、水に浮いているままでは、産卵しづらくなります。

また、水流が強い場合には、イモリは嫌う性質がありますので注意をして下さい。

産卵させるには四季を感じさせることが必要

イモリは、寒さを体験させることで春に産卵をしますので、年間を通じて同じ水温に保てるヒーターを入れ続けていると、季節を察知できないので産卵をしなくなると言われています。

成熟して産卵するまでには、春を迎える頃に雌のお腹の中りが大きくなっているので、時期が近くなっているのが見てわかるでしょう。

イモリ 産卵 幼生 水温

孵化して幼生になってからのポイント

イモリの産卵をしたのに気づいたら、卵は成体とは別の容器に移します。

メダカを飼育した経験がある方なら、同じように卵を別の容器に移した経験もあるでしょう。

ただし、卵の容器は水温が上がり過ぎない場所を選んでおくようにしましょう。

孵化したら、人間が必要以上に手で触ったりしないようにして下さい。

また、ゆすったり動かしたりするのも避けるようにしましょう。

餌を与える時には、生の餌を与えるようにします。

また、注意するのが水を汚さないように、ピンセットやスポイドを使って掃除をすればしやすくなります。

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まとめ

イモリを飼育していれば、いずれ産卵をさせたいと思うものですが、このように四季を感じさせることで産卵しやすくなりますし、卵から幼生までの経過観察を間近でするのも、成長を楽しめる魅力がありますね。注意点を守ることで順調に飼育することができれば、さらに楽しみが広がるようになるでしょう。

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