イモリを飼育するとき、入れ物の中に陸地となるものを入れます。
砂利を敷いたり、発泡スチロールやホームセンターなどで売っている浮き島、または流木を使って陸地にすることも多いでしょう。
イモリは成長して大人になると、ほぼ水で過ごしますが、それでも休むために陸地は必要です。
そのため、あれこれ陸地にできそうな物を使うのです。
中には、河原で拾ってきた流木を使う人もいるでしょう。
ペットショップなどで買ってくる人もいるでしょう。
どちらにしても、気を付けなくてはならないことがあります。
流木のカビ取りについて
陸地として入れた流木にカビが生えることがあります。
白いカビで、水カビです。
水カビを放っておくと、水槽の中で水カビが蔓延してしまいます。
また、イモリも水カビ病になる可能性もあります。
しっかりカビを取って消毒してあげなければなりません。
やはりまずは水カビを生やさないようにすることが何よりです。
水カビを見つけたらすぐに水カビを取りましょう。
ペットショップやホームセンターなどで購入した専用の流木はアク抜きがしてあるので水カビは生えにくいのですが、拾ってきた流木はアク抜きされてないので生えやすいです。
流木に水カビが付いていた場合は、入れ物から一度流木を出して、水カビが付いている部分を要らなくなった歯ブラシなどで磨いてください。
磨き終わったら水槽には戻さず、一度バケツや飼育の入れ物以外に水を入れ、そこに流木を入れてください。
しっかり水カビを撤去することができないと、また発生します。
1~2週間ぐらい水につけておいて、また水カビが発生しないか確認しましょう。
発生しないようだったらイモリの飼育の入れ物に戻して大丈夫です。
しかしまた水カビが発生してしまった場合は、もう一度はブラシで流木を磨いて、水につけて様子を見ましょう。
何度か繰り返していると、流木からのアクも抜けるので水カビが活性しなくなります。
またイモリに与えてあげましょう。
まとめ
水カビが発生するのは、流木だけでなく餌による汚れも原因です。
イモリの飼育環境は掃除を欠かさず、きれいにしましょう。